◆2024年10月4日(金) 第2558回例会
日本と世界の貧困事情と私たちにできること
地域社会の経済発展月間の10月、日野会長がガバナー月信の引用を含めて「貧困」についてスピーチしました。 貧困には、絶対的貧困と相対的貧困があり、絶対的貧困は「人間として最低限の生活をすることが困難な状態」を指し、相対的貧困は「その国の年間所得の中間値の50%に満たない状態」を指すそうです。絶対的貧困層は現在、世界中で7億6700万人、約10人に1人が極度の貧困状態にあり、他方、日本で問題となっている年収127万円以下の相対的貧困は、驚くことに6.5人に1人の割合と言われており、主要先進国のなかで最悪とのこと。
当クラブでは、現在南小学校、自殺防止センター、グリ下(グリコ看板)問題に取り組むNPO、フィリピンの小学校や高校への支援を行っています。これらは地域社会の経済発展に直接コミットする奉仕活動ではありませんが「地域社会の経済発展月間」について考えた時、改めて奉仕活動に積極的に取り組むことに大きな意義があると感じることができました。